エントロピー増大は、大多数の人間が生まれた時から躾けられた感覚なので、武術でその逆のことをすると技が効き易いです。成功確率が上がります。
生まれた時からの躾けなので、謂わばその様に心が囚われているので、囚われなくなると(居つき解除)自由な発想が出来るようになるとも言えます。
正中心練磨の現時点では、時空に対して遍く存在する練功をしているので、そうなるとエントロピー減少、増大も関係ない境地です。
肥田式強健術の「中心力」以前では、必ず使いたい技術であるエントロピー減少、しかしこれを含めて中心力を行うと精度が格段に下がります。
なので武術的には、エントロピー減少も考慮しない、無い、方が良い選択になっています。
だからこそ、時空に対して遍く存在する練功が必要なのかも知れません。