誰しもそうですが、居ついた気持ちでヤル気を出すものです。
ところが、適切な練功をすると居つき減ります。
すると気抜けの様な感じになります。正しく順調に練功が進んでいるのですが、今迄の様なガッツが消えてしまう。
頭では練功すべきことは分かっているが、ヤル気が出ないので焦ってしまう。
でもこれで良いのです。
そのヤル気が出ない様な状態で、淡々と練功するのです。次第に慣れてくれば、そのやる気の無い状態が当たり前になります。
この繰り返しです。
いつしか自分の意念(気持ち)で頑張らずに、遍在のエネルギーなど自分以外の力を意念として活用する様になります。
この繰り返しが分かって淡々と長く続けた人が、抜きん出て術を駆使できる様になります。