今回、失敗したことを思い出しながら站椿功をやりつつ、目の前に相手がいると想定して変換の術をやってみて下さい。
一人なので、ゆっくり余裕をもって出来ると思います。
その時に、身体のどこが居ついているか? エネルギーの滞りがあるか? 緊張している箇所は? その部分を解除します。一つ一つ丁寧に。
怒りの感情がある程ですと、相当全身が力んでいる筈です。その状態では・・・
深い次元には入れない=変換が出来る深い次元には入れない
ことになるので失敗すると思います。
失敗したら、一人站椿功でやり直すことを繰り返していると、感情に左右されて失敗・・・では無く、
身体の各部を操作(解除)して感情が揺れ動いても身体は切り離し術が効く身体に変える
ことが出来る様になります。
ここが重要です。
感情や気持ちと身体が一つなのが一般的な人間です。練功をすればするほど感情と身体を切り離せるようになります。
感情に支配されるのでは無く、身体操作で感情を支配する
と逆になります。
武術では、疑いの目を持っている人、馬鹿にしてくる人、殺気立っている人、この様な人が攻めて来ても身体を居つかせない操作をします。なので技が効きます。
心臓がドキドキしても(これは人間の生理的な反応なので気にしない)身体は居つかせない、です。
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