視線の意識を無限に放つと、戻って来ますよね。体感上。
これを更に良く観察してみると・・・
先ず、無限に視線を放たない場合は、どこかが終着点(完了形)なので居つきの状態。自分以外の拠り所、頼り所が存在する。武術的には崩れている状態。
次に、無限に視線を放つ場合は、どこにも終着点が存在しない(進行形)なので居つきの無い状態。自分以外の外の世界に、拠り所、頼り所が存在しない。自立できている状態。
この時初めて、自分の肉体に拠り所、頼り所と言うか、自分の核となる部分に気付ける。でも居ついていない。
外に何かがある筈と、内側に目を向けない人は、いつまでも辿り着けない境地ですね。
このことに気付くと、自然に人体の物理的中心点(正中心)と意識の位置は、一致しているでしょう。
現状、よくよく観察すると、この様な事では無いかと思います。
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