エネルギーが滞っている、居ついている状態が、一般的な人達の状態です。内的エネルギーや力技でない武術に習熟している人を除いて、ほぼ全員と言って良いでしょう。
なので、その様な人たちと接すれば、練功により開いた細胞は徐々に閉じて行きます。各細胞が正常な感覚を認識できない状態になります。(=細胞の麻痺)
そのため、脳に正確な信号が届かない。
武術の稽古ですと、手を取り合って稽古をするので尚更です。だいたい2時間も稽古をすれば、パフォーマンスはかなり落ちます。分かっているつもりでも出来なくなる。
これはオンラインレッスンでも同様です。距離が離れていて画面越しでも、です。相手と合気してレッスンをするためなんですが、そうでもしなければ、ただこうしましょう、ああしましょうとやっても劇的に上達させられませんから。
そのため、受ける側は劇的に変化させられる(変化が速い)ので、心身ともにキツイと思います。
自然の法則なので仕方のないことですが、相手と平準化し、こちらは下手になり相手は上手くなります。
細胞の麻痺が戻るまでは安静にして、そこからまた練功するので、その時以上に上達出来るんです。私の経験上、24時間~48時間かかります。細胞が麻痺しているんですね。
なので、毎日オンラインレッスンや武術の指導をしていたら、私は指導者でいられなくなるでしょう。
日常生活では、そこまで周りに影響はされないでしょうが、人に教えたり相手に触れると影響は大です。
とは言え、気にし過ぎたら生活に差し支え、本末転倒になってしまいすから、そこは大きな心を持つしかない訳です。
閉じている人は、開いている人に触れたがります。気持ち良いからですね。そりゃ、身体内の通りが良くなるんですから。
麻痺が収まり正常に戻るのに24時間~48時間かかりますので、その間に更に親切心で教えてあげたりしていると、更にパフォーマンスが落ちて行きます。これを繰り返すと、所謂、
『ミイラ取りがミイラになる』
『朱に交われば赤くなる』
状態です。次第に、細胞はそれが当然のこととなり、折角作られた脳神経細胞も必要無しみなされ退化します。
出来た記憶は残っていても、その感覚を再現することが徐々に出来なくなってしまうでしょう。
このカラクリを知っておくと後々、安心して対処できると思います。
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